こんにちは!家づくりのアドバイザー、ダイジロウです!
家づくりのこだわりポイントに内装素材にこだわる人もいると思います。
そもそも実家や賃貸の暮らしでしか住まいの内装を知らない方は
家づくりを開始して『こんな選択肢があるのか!?』
と驚かれた方も多いと思います。
- どんなカテゴリ、種類があるのか知りたい!
- 壁紙と合板床のよくある内装とは違う素材選びで個性を出したい!
- アレルギー、シックハウス対策をしたい。
- 自然素材を使いたいがどんなメリットデメリットがあるの?
そんな方に本記事が役に立てば幸いです。
素材にこだわる内装編
内装の代表的な物は床と壁があります。
どちらも家の中では一番広い面積なので家づくりの印象を大きく左右します。選ぶ素材によっても劣化具合が変化するので楽しみながら選びましょう!
床はどんな種類がある?
無垢板(むくいた)
木を切りだした一枚板の状態で、接着剤で板を合わせたりつないだりしていない自然の板材を言います。
木の風合いを一番感じることが出来る素材で色合いの変化を楽しめる素材ですが、湿度などで伸縮する為、細かいセルフメンテナンスが必要となります。
挽板(ひきいた)
合板の重ね合わせた素材に2㎜~3㎜の厚みの無垢材を貼り合わせた床材です。
表面のみ無垢材なので自然の風合いは感じつつ無垢材より湿度伸縮が抑えられた素材になります。
突板(つきいた)
木材を約0.2㎜~0.3㎜に薄くスライスして重ね合わせた床材です。
表面の仕上げは木材に保護剤で仕上げたものや、木目風のプリントで仕上げたものもあります。
壁はどんな種類がある?
壁は大きく分けてビニールクロス(壁紙)、自然素材、タイルなどがありますが部屋の印象を左右する大事な要素だと思います。
ビニールクロスはデザイン性が幅広く自然素材は風合いが本物で調湿効果などの機能性があります。タイルはアクセントデザインに使われ、壁を目立たせたい時に使用します。
ビニールクロス(壁紙)
家づくりのほとんどがこの壁紙を用いた内装がほとんどだと思います。
多くの色、デザインがあり幅広いインテリアの可能性があります。安価な商品も多く、DIYで貼替えも可能なのでライフスタイルの変化に合わせることが可能です。
ただ築年数と共に張り付けている接着剤の劣化や表面の日焼けなどの変色もあるので耐久性に難ありです。
自然素材
内装の自然素材で多くあるのが職人さんが仕上げる塗壁があります。
漆喰や珪藻土などの素材がありますが壁紙では出せない本物の風合いが人気があり、塗り方でアクセントを作ることで、世界で一つだけの内装にすることが出来ます。
機能性でいえば湿気の調整=調湿作用がある呼吸する壁材です。
タイル
タイルをメインで内装を仕上げる家はなかなか無いですが、耐水性がある為よく見られる使い方としてはキッチン、洗面の水回りで使うことが多いです。
テレビの背面などにデザイン性の高いタイルを使用するパターンもあり、LIXILや名古屋モザイク、平田タイルなど様々なメーカーが数百種類に及ぶタイルを販売しているので、どんなインテリアにするか考えるのも楽しみになります。
内装選びはコンセプトと方向性をもって
内装の素材選びは、空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です、用途や家族構成に合わせた色の組み合わせを考えて調和のとれた配色を心がけましょう。
床材も種類や色によって部屋の印象が大きく変わります、床暖房やカーペットなどの適切な選択も忘れずに行いましょう。
家族構成やライフスタイルにより好みが異なるため、自分たちにとって最適な内装を考えることが大切です。
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