こんにちは!住宅営業しておりますだいジロウです!今回は家づくりにおいて考えることも多い間取りについてお話ししたいと思います。
- 間取りを考えたいけど何から始めればいいのか分からない。
- 土地選びをしたいけどどんな間取りができるのか想像できない。
- 注文住宅で間取りにこだわりたい!
そんな方向けに本記事を作成しております。
最近はインスタなどのSNSでも様々な間取りを掲載しているので基本を勉強した上でプロが作った間取りを見ると本当によく考えられていることが分かります!
間取りについて①家事動線
間取りを考える時に1番に考える事が家事動線だと思います、特に女性は(偏見かな?)
家事動線とひとくくりに言っても家事は様々な作業があるので、いくつかのポイントに分ける事ができます。
①キッチン周り
キッチンは家の中心に近いところに据える事が多く、ダイニングとの食事食器の移動のみでなく買い物から帰って来た時の玄関との導線、ゴミ出しの導線、洗濯エリアの導線などとの繋がりもポイントになります。
②洗濯動線
洗濯周りの動線は脱衣室〜干し場〜収納までの動線を考えて間取りを考えましょう。
最近の共働きに多い室内干し派には洗濯干し場(ランドリールーム)が必要だが、建築費用節約等の理由で脱衣室と兼用の場合もあります。
いずれにしても家族構成から洗濯物の量を考え、衣類収納への動線も考えられた間取りは多くの方がやって良かったポイントに挙げます。
③収納
収納は多くの方が量、広さで考えますが動線もとても重要です。
キッチンで使う物、リビングで使う物、玄関で使う物たちはそれぞれ全く異なるのでそれぞれに適した収納が必要です。
リビングでハサミやペンを使いたい時にわざわざ別のエリアまで取りに行かなきゃいけないとなると、リビングのどこかに置く場所を作る事になるがそれこそ散らかる原因となる。
ちゃんと生活を考えた収納計画を間取り担当の方と話し合って決めていきましょう。
間取りについて②平家VS二階建て
よく平屋と2階建てのどちらが良いかの質問をいただく事がありますが、簡単にお答えすると『人による』となってしまいます。
それぞれのメリットデメリットがあり、その両面は土地や資金にまで影響します。まずはどんな暮らしをしたいのか?(本当に人それぞれ好みが違うのでここを言語化するのが家づくりで一番大事です)をハッキリさせた方がいいと思います。
それぞれの特徴を軽く書いていくと…
2階建ては…
- 建築面積がコンパクトになる為、広い敷地を必要としない。そして隣地との距離も取りやすい為、日当たりも良くなる。
- 2階部分のプライバシーが守りやすい。
平屋建ては…
- 階段、踊り場などの余分なスペースが必要ない為、同じ居室数と広さでもコンパクトになる。
- 将来歳を重ねて足が悪くなることを想定してワンフロアで生活ができる。
等の特徴があります。ご自身の叶えたい家づくりに合わせてメリットを最大限生かせるような間取りを作っていきましょう。
間取りについて③日当たり
明るい家に住みたい!という要望を叶えるために間取りからの明り取りは大事になります。
前提として建築地自体に日当たりがのぞめなかったり、日当たり以上に優先したい事項がある場合、そしてあえて窓を減らして断熱性能を高めるという考え方もありますので家づくり全般に日当たりが最優先とは言えませんが。
南にLDK、居室を配置する。
基本的なことですが土地選びの段階からこのことを意識して考える必要があります。居室や洗濯干し場など明るさが必要な場所を南に据えるのも大事です。
窓を工夫する
窓は大きな窓を配置する以外でも天井の高さに合わせて窓の高さを考えたり、直射日光でなくとも反射光で全体を照らす工夫などが必要で最近は間取りソフトで日当たりシミュレーションも季節や時間ごとで可能になっています。
間取りについて④広さの感覚
リビングは何帖?寝室は何帖?と数字で言われても家づくりをしたことのない方にとってはピンと来ないものです。
1帖=1.65㎡=0.5坪
なんて言われても実際の広さはどないやねん!って感じですよね?一番いい方法は実物を見に行く、だと思います。
モデルハウス等を見に行くのは売り込みに会いそうで抵抗ある!という方は最近でネット上のVRを利用した見学もあるとの事で実物ほどでは無いにしてもイメージを手軽につかむには良いと思います。
間取りについて⑤配棟
配棟ってなに?という感じですが「土地に対してどの位置に建築するか?」という事になります。
上記の日当たり問題や駐車場はどこにするか、プライバシーは守る為にはどうすればいいのか?それを解決するために配棟計画は大事になってきます。
間取りについてまとめ
間取りは家づくりにおいて骨格となり、基本でもあり考えるのが楽しい家づくりの醍醐味のような部分です。
プロに任せておけば安心という訳でもなく、ご自身でも要望を伝える&間取りに意見ができるような知識をつけていきましょう!
理想の具現化の第一歩でもあるのでちゃんと把握して打ち合わせを成功させましょう!
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