素材にこだわる外装編
家づくりにおいてヒッジョ~に重要な部分なのに意外と見落としがちな屋根外壁です。
実例やデザインコンセプトが多くあるメーカーさんなら『何となくこんな外観カナー?』とかイメージ沸いていると思います。
でもイメージだけで家づくりをしていくのはキケンです!!もしも営業マンから…
『こちらの外壁は当社でもハイグレードなもので~』
『契約後にも変更は可能なので~』
とか言われがちなので、しっかりと外装の素材選びをしてください!
(何なら相見積もりとかするなら外装等の使用も近いものにできるといいですが…間取り、屋根勾配、会社の仕様にもよる)
- かっこいい外観を探している!
- 屋根、外壁のメンテナンスはどうなるの?
- メンテナンスフリーってマジ?
そんなお悩みにこたえる記事です!!
外壁の選び方
まずはどんな種類があるか、どんな特徴があるかの確認です。
コスト | 耐久性 | メンテナンス | |
窯業系サイディング | |||
金属系サイディング | |||
木質系サイディング | |||
モルタル | |||
タイル | |||
ALC |
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、一般的にはセラミックサイディングとも呼ばれ、セラミックやセメントを原料とした外壁材です。
サイディングの接着剤やシーリング材が剥がれたり、劣化したりすることがあるため、定期的な点検が必要です。必要に応じて、これらの部分を修理または交換することで、サイディングの寿命を延ばすことができます。
金属系サイディング
金属系サイディングには、アルミニウムやスチールなどの素材から作られるものもありますがガルバリウム鋼板はその一つです。
ガルバリウム鋼板は、金属系サイディングの中でも比較的安価で、施工性も高く、耐久性に優れています。また、錆びにくく、紫外線にも強く、色落ちが少ないため、長期間メンテナンスが不要で、住宅の外壁材料として人気があります。
木質系サイディング
木質系サイディングは、天然木材を使って作られた外壁材料のことを指します。
自然な風合いがあり、温かみのある外観が特徴です。また、天然木材の独特な模様や木目が美しく、高級感があります。
天然の木材を使用しているため、耐久性が低く、メンテナンスが必要です。定期的な塗装や防腐処理を行うことで、寿命を延ばすことができます。
また防火性能が低いため、火災の危険性がある場合には、適切な防火処理が必要です。また、火災に対する耐火性能を高めた特殊な製品もありますが、一般的な木質系サイディングよりも高価になる場合があります。
モルタル
モルタル外壁は、セメントや砂、水などの材料を混ぜ合わせて作られた外壁材料です、非常に硬く耐久性に優れています。
色や質感を自由に調整することができ、建物に合わせたデザインを実現することができます。また、加工も比較的簡単で、様々な形状や模様を作ることができます。
モルタル外壁は、表面が粉化したり、ひび割れしたりすることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。特に、雨水の侵入を防ぐために、防水層の補修や塗装などの施工が必要です。
タイル
タイル外壁は、陶器や石材などのタイルを使用して建物の外壁を仕上げる方法です。
耐久性に優れています。タイルは表面が硬く、傷つきにくいため、長期間使用しても美しさを保つことができます。また、耐久性に優れるため、メンテナンスの頻度も低く済みます。
タイル外壁は、施工に時間がかかるため、建築現場の作業期間が長くなることがあります。また、素材の特性上、気象条件によって施工ができない場合があります。
ALC
ALC外壁はコンクリートの一種であるALCを使用した外壁のことを指します。
コンクリートの一種であるため、耐久性に優れています。また、耐火性にも優れているため、火災時に建物が崩壊することを防ぐことができます。
ALC外壁は、表面が汚れたり、割れたりすることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。特に、雨水の侵入を防ぐために、防水層の補修や塗装などの施工が必要です。
まとめ
外壁の選択肢は以上にまとめた以外も数多くあり、上記の選択肢の中でも数多くの商品がありますので正直『選びきれない!!』と思われると思います。
ハウスメーカーであれば標準の商品から選ぶので厳選した中から安心して選べますが、様々な比較検討する中でこんな商品もあったんやな~という知識をこのブログで得てくれれば幸いです。
デザイン重視なのか耐久性重視なのか価格重視なのか…(デザインは個人の感覚にもよりますが)
目的に合わせた外壁選びをしてください!
コメント