どうもこんにちは!ダイジローです!突然ですが今のお住まいは快適ですか?寒かったり暑かったりしませんか?
これまでの住宅営業をしてきた経験上ここ数年で『高気密・高断熱』というフレーズがより高まってきていると思います。
特に家づくりは始めた方は耳にタコができるほど『高気密・高断熱』というワードを聞いているのではないでしょうか?
私も口内炎ができるくらいお客様に性能についてお話してきたのでその内容をこの記事にまとめていきたいと思います!
そもそも高気密高断熱にすると何が良いの?
しかし言葉だけが独り歩きしている感がいなめないのでどんなメリットがあるのか解説です↓
断熱性能とは?
断熱性能の比較のできる指標としてはUA値とC値があります。
UA値は家の外皮(壁や屋根など外に接している部分)からの熱の逃げにくさを数値化したものです。
数値が低いほど熱が逃げにくく性能が良いとされています。
C値は家のスキ間を数値化したもので低いほどスキ間がなく高気密となります。
どうすれば断熱性能が高くなるの?
断熱性能を高くするためには外皮(外壁、屋根、窓等)を強化する必要があります。
メインとしては断熱材と窓の選び方がメインになります。
断熱材を選ぶ
断熱材は無機繊維系(グラスウール、ロックウール)木質繊維系(セルロースファイバー)天然素材系(ウール、炭化コルク)発砲プラスチック(ポリスチレンフォーム、ウレタンフォーム)
とまあ様々な種類があり、施工会社によって選ぶ素材も様々です。どの断熱材が1番良いというわけでもなく一長一短ですので『なぜ数多ある中でその断熱材を使用するのか?』を説明できる会社が最低ラインになると思います。
窓を選ぶ
断熱性能で意外と大切なのが窓になります。家の熱の出入りが激しい部分になりますので窓も重要な家づくりの選択になります。
ガラス部分が1枚、2枚、3枚と枚数が増えるごとに断熱性能が高まります。複層ガラスの中には熱を通しづらいアルゴンガス、クリプトンガスが入っている製品があります。
そしてフレームの素材も耐久性のあるアルミサッシ、断熱性能の高い樹脂サッシ、アルミ樹脂複合サッシがあります。
機密を高める
断熱と共に語られるのは気密性です。昔の家づくりはスキ間が多かったため換気が自然に行われたため例えば冬場は室内を温めようと外の冷たい空気な自然に入ってくるため余計なエネルギーロスが発生していました。
外気が入ってこないように気密シートやテープなどでスキ間を埋める施工が必要なため手間はかかりますが、断熱の効率や換気装置の効率が良くなるため性能を担保する大事な要素になります。
断熱性能を向上させるのデメリット
断熱性能を高めることは省エネの時代に合致していますがデメリットも存在します。
- 材料費の追加、施工が複雑になることにより建築費用が高くなる。
- 機械による計画換気がメインの為、結露対策が必要。
勧められるがままに数値としての性能ばかりを求めてしまいがちですが、上記のデメリットもしっかりと把握&対策してください。
高断熱住宅の補助金、金利優遇は?
環境に良い省エネ住宅を国が推奨しているため、高性能住宅を建てた方には多くの優遇措置があります。どの補助金等が可能か依頼する業者に確認をしてください。
また、住まわれる自治体にも補助金制度があるか確認をしっかりしてください!
補助額 | 金利優遇 | 詳細リンク | |
こどもエコすまい支援事業 | 100万円/戸 | 公式HP | |
地域型住宅グリーン化事業 | 上限140万円/戸 | 公式HP | |
ZEH化等支援事業 | 定額55万~100円/戸 | 国土交通省HP | |
次世代ZEH+実証事業 | 定額100万円/戸 | 環境共創イニシアチブHP | |
次世代HEMS実証事業 | 定額112万円/戸 | ||
フラット35S金利優遇 | 当初5年間▲0.5% 6年~10年目▲0.25% | 住宅支援機構 |
住宅性能についてのまとめ
住宅性能を向上させることは快適性や省エネな暮らしをしたい方にはうってつけだと思います。
しかし数値化できるスペックだからこそ数字にとらわれてどんな暮らしがしたいのかが見えなくなってしまう場合があります。
家づくりにはどんな暮らしがしたいのかのビジョンがはっきりする必要がありますので今後数十年の豊かな暮らしをイメージして家づくりを成功させてください!
※特に補助金系は営業マンが契約の為の方便にするのがデフォなんでw
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